電気、ガス、水道
コンパクトタワー型集光太陽光システム

概要
屋根置型ソーラー機器を設置できない条件でも導入できる回転追尾型のコンパクトタワー型熱電併給ZEH化システムの開発中である。 省設置面積でも高性能に赤外線吸収と水冷機構で給湯利用でき、集光用発電セルにより高効率発電が可能である。 また、海水淡水化や紫外線殺菌等多くの面での防災力向上に資する技術である。
技術面における強み
本技術は1平方メートル程度の回転ミラー群を搭載した円柱型太陽光集光機と、熱源電源光源を切り替えられる多用途多機能性が最大の特徴である。
日の出から日の入りまで太陽の方角に向けて自動追尾できることで、従来の固定型システムよりも稼働率が1.5倍以上になった上、用途切替機能もあるため、様々な災害に備えることができる。
導入事例(実証実績含む)
- 提供した自治体
- 堺市(予定)
- 活用事例
- 南海トラフ巨大地震時の防災拠点(体育館)などでの備え。通信用電源や消毒用の温水確保等の実証試験の提供(予定)
- 実施規模
- 模擬的な災害(停電・ガス・水道)の停止時を想定した避難訓練においての情報通信化に必要なスペックのテスト等。 また、1日間の晴、曇り、雨の時による蓄電量と自然放電の割合の検証。
- 納品までの期間
- 120日程度
- 価格(有償の場合)
- 貸出テスト機
:年間60万円(1カ月5万円) +設置費用
販売価格
:熱電併給フルスペックモデル 1平方メートルモデル 120万円(設置費用込)
:温水専用モデル 1平方メートルモデル 100万円(設置費用込)
※2025年価格 - その他の導入事例
- 一軒家用のガス代削減ユニット。
メインでは毎日使う風呂・シャワー用の給湯用熱源として活用でき、着実な水温のアップによりガスの消費量を削減できる。このため地方のプロパンガス世帯などではZEHなどでの住宅ローン等への組み込みが期待できる。(26年4月以降宮城、茨城世帯でのテスト予定)
平時での活用方法
通常であれば屋内への自然光照明として利用できるため、着実な省エネルギー化。
また、適量UVとIRを含んだ自然光を屋内に届けることができるため、ビタミンDの体内生成や自律神経失調症の予防などのヘルスケア用途としてのオフィス光源の他、カルシウムの吸収促進が期待できるため学校の体育館などにも価値が高い。
NT技研工業株式会社
- 所 在 地 :
- 大阪府堺市長曽根町130-42 S-Cube 223
- ウエブサイト:
- http://ntgiken.industries/
- 設 立 年 :
- 2022/10/13
- 問い合わせ先:
- 仲 崇志 [email protected]
