交通、輸送
災害マネジメント
物流専用ドローン(AirTruck)による災害時物流

概要
「少子高齢化や過疎化が進む地域での食料品等の日常の買い物が困難である」
「物流業界において、配達を行う人手が不足している」
「ラストワンマイル配送において、デジタルやテクノロジーを活用する取り組みを実施したい」
このような課題を解決できるのが、ACSLとエアロネクストが共同開発した物流専用ドローン「AirTruck(エアートラック)」である。
この「AirTruck」を活用し、震災時の孤立集落に目視外飛行による救援物資や、医薬品の配送を実施した。
技術面における強み
・4D GRAVITY®︎による重心制御技術で、荷物の揺れを抑えつつ安定した飛行を実現
・空力シミュレーションや風洞実験を通した空力最適化で、高い飛行性能を実現
・LTE通信やFPVカメラなどを搭載し、Level3(無人地帯における目視外飛行)を遠隔操縦で実施可能
・実現場で求められる飛行ACSLの従来機体(ACSL-PF2)と比べ、ペイロードが3kg弱から5kgへと拡大性能を持つ機体
・上から簡単に荷物を搭載する方式など、利用者が分かりやすく扱えるUX設計
導入事例(実証実績含む)
- 提供した自治体
- 石川県輪島市
- 活用事例
- 概要:震災時の孤立集落に目視外飛行による救援物資、医薬品の配送を実施
- 実施規模
- がけ崩れにより孤立した輪島市立鵠巣小学校に、医療物資搬送を行った。
片道約3kmの物資輸送により、徒歩だと半日かかる作業を1時間程度で完遂
自衛隊や被災者が直接徒歩で片道1時間かけて届けるor取りに行っていたところ、ドローンで代替することにより大幅な時間短縮及び負担軽減を図った。
- 納品までの期間
- 応相談
- 価格(有償の場合)
- 有償(トライアル価格)
平時での活用方法
「AirTruck」は、平時からの活用が前提となっているドローンである。
山間地域を中心に、物流業界の人手不足の課題を解消しラストワンマイル配送を担うことを目的としている。
平時から「AirTruck」を活用することで、非常時にも物流のレジリエンスを向上させることができる。
株式会社ACSL
- 所 在 地 :
- 東京都江戸川区臨海町3-6-4 ヒューリック葛西臨海ビル2階
- ウエブサイト:
- https://product.acsl.co.jp/
- 設 立 年 :
- 2013年11月
- 問い合わせ先:
- 佐々木 大介 sasaki@acsl.co.jp
