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災害で止めてはならないライフラインとともに止めてはならないのは尊厳。リバネスのレジリエンス・プロジェクトにも参画している株式会社e6sは、トイレ洗浄水を循環再生し、廃棄物を衛生的に減容・回収する完全自立水洗トイレを車両一体で実装しました。外部給水・下水・商用電源に依存せず、到着=稼働、撤収=即移動を叶える“走る衛生インフラ”の実機を2025年9月11日に披露しました。レジリエンス・プロジェクトは本機を、被災地・避難所・仮設現場に確実に届く衛生として社会実装を進めます。
今回の特徴は「車載」であることです。従来の仮設型に比べ、輸送・設置・配管の手配を最小化し、少人数で短時間に立ち上げ可能。需要の変化に応じて機動的に再配置でき、平時はイベントや工事で稼働、非常時に優先転用するフェーズフリー運用が現実的になります。衛生環境の維持に直結する“匂わない・流れる”体験を、より早く・広く届けられるのが車載化の価値です。
なお、本件は、レジリエンス・プロジェクトに掲載済みの「インフラに依存しないトイレ洗浄水循環システム(e6s)」という既存コア技術の車載実装にあたります。技術の骨格は既報に基づき、今回は運用形態(機動配備)の進化をお披露目しました。車載にするにあたり、大きさや形状・配置等を改めて設計し直したものになります。
写真)汚物を巻き取る機構部分
レジリエンス・プロジェクトでは、ベンチャーのコア技術を束ね、社会課題の現場で機能する実装モデルへと磨き上げています。本機の車載化は、衛生のラストワンマイルを「速さ」と「確度」で更新する試みです。自治体の備蓄・機動配備、建設・イベントでの平時活用と非常時転用を組み合わせ、福島発の社会実装モデルとして展開を加速します(共同実証・導入のご相談は下記より)。
また「インフラに依存しないトイレ洗浄水循環システム e6s」についての詳細・資料ダウンロードはこのページからどうぞ。