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プログラム概要
JP-MY Resilience Xchange Program (RXP)は、日本とマレーシアのスタートアップ、研究者、企業が連携し、災害や環境課題に立ち向かうための 共創プラットフォーム です。
気候変動の影響で増加する洪水や水資源問題に対して、両国の技術と知見を結集し、新しい解決策の創出を目指します。
背景
マレーシアでは急速な都市化と気候変動の影響により、洪水などの災害が頻発しています。
洪水後には、水質汚染や排水システム不全などの課題が浮き彫りとなり、早急な対応が求められています。
日本の強み
日本は地震、津波、豪雨など多様な災害に直面してきた経験から、世界でも先進的なレジリエンステクノロジーを培ってきました。
耐震建築、津波防潮堤、ドローンやロボットを用いた救助・リスク評価技術、気象データに基づく早期警戒システムなどは、マレーシアの課題解決にも大きく寄与します。
プログラムの目的
相互理解の促進:日馬両国の文化・ビジネス習慣・技術手法を理解し合う。
日本技術の統合:マレーシアでの実証・共創・ローカライズを通じて活用を加速する。
課題別ワーキンググループの設置:水資源や気候変動課題に対して、国際的な実働グループを形成。
日本企業の海外展開支援:エコシステム構築や官民連携を通じ、戦略的な海外展開を支援。
長期的協力関係の強化:環境・水関連分野での日馬協力を強化し、地域の持続可能な発展に貢献。
フェーズ展開
フェーズ1(ワーキンググループ設立)
学術界・スタートアップ・企業が専門性を持ち寄り、課題別の戦略を共創。
フェーズ2(プロジェクトピッチ)
共同で開発した解決策をステークホルダーに提案し、実証へ進める。
フェーズ3(プロジェクト実装)
MoU締結、現場での試行、現地コミュニティとの共創を通じて長期展開。
解決を目指すテーマ
水質汚染対策
洪水対策・適応
漏水や未収水の管理
期待される価値
学術・スタートアップ・企業間のネットワーク拡大
先端技術への早期アクセス
市場理解とブランド発信
社会課題解決への貢献
学生への実践的な教育機会
連絡先
リバネス・レジリエンス・プロジェクト
立花([email protected])
Sharifah Nabihah Binti Syed Othman([email protected])